牧師の部屋

牧師 田中芳文

神様の祝福とお守りが皆様方の上にありますように。世界の平和を心からお祈りいたします。

 

 災害にあわれたかたがたが一刻も早く復興されますように心からお祈りいたします。

 怒りや争いはそれぞれが理不尽と思うことから起こります。

それぞれ思う基準が違います。怒りは怒りを呼びます。

それが解決されるとき平和が来るのでしょう。

 どんな時にも神様か共にいてくださり勇気と力を与え脱出の道を備えて

くださいますようイエスさまの御名を通してお祈りします。

 見よ。神は私の救い。私は信頼して恐れることはない。ヤハ、主は、私の力、私のほめ歌。私のために救いとなられた。あなたがたは喜びながら救いの泉から水を汲む。

              イザヤ書12章2~3節 

 

 礼拝の形は歴史神学に影響されています。ICOMBの日本代表として一昨年アンゴラへ、昨年アメリカへ行きました。アフリカの人々の礼拝は賛美が豊かです。三年前、ぺルー、コロンビアへ行きました。スペイン語圏は熱い礼拝でした。

 

 2011年の関東東北大地震にドイツの評議会が多数の寄付を送って下さいました。そのお礼を兼ねてドイツに行きました。ドイツの教会は正装で礼拝に出ていました。祈りの時には全員が立ちました。地区で一番大きな教会ではロシアから帰還の女性たちは帽子をかぶっていました。

 

 北米では礼拝中に肩を組んだり足を組み、サンダル履きの人もいました。タイの教会は賛美が素敵で演歌っぽいです。マイナー的で話がいつ終わるのか。あれもこれも良いんじゃないかと思います。MBミッションのビック・ウインズ師は「日本人の手による日本調の賛美が出来たら良い」と言われました。多様性がある時代になりました。礼拝の中心は何か。イエス・キリストが救い主である。イエス・キリストに従っていく群れであるということです。

 

 イザヤの時代、人々が神様から離れて行って先が見えない不安な時代。私達も不安を抱えている。神様の裁き、罪の問題、改心への勧めが書かれています。

 

 その日、あなたがたは言う。「主に感謝せよ。その御名を呼び求めよ。そのみわざをを、国々の民の中に知らせよ。御名があがめられていることを語り告げよ。主をほめ歌え。

 主は、すばらしいことをされた。これを、全世界に知らせよ。シオンに住む者。大声をあげて、喜び歌え。イスラエルの聖なる方は、あなたの中におられる。大いなる方。」

               イザヤ書12章4~6節

 

 ①感謝。②祈り。③宣教。④賛美。礼拝の中心がここにあります。礼拝の中でどれ位、神様に感謝しているか。ヘンリー・ナウエンは「いま、ここに生きる」という本の「感謝のある生活」というタイトル中で「良い事だけではなく悪い事も。楽しいだけでなく悲しみも。悪いことでさえ愛の神の臨在を離れては起きない」と言っています。私たちのすべての過去を感謝をもって見ることが出来ると、希望を伝える使者となることができます。礼拝は宣教です。